top of page

essay.1 ウェブサイトをつくる

はじめまして。本サイトを運営している笹野井ももです。肩書とかはまだあまり、肩を撫でてみてもそれらしいものが見つけられずにいます。

借りてきたようなもので言えば彫刻家、美術家、あとはドローイング描いている人、とか...

まだ駆け出しなので、なんとも形容しがたいですが、少ないながらも作品をつくってきて、それらにある程度の軸のようなものが見えてきたり、展開を予感させたりということで、作品の記録をし、冊子のポートフォリオよりも有効なデータベースを構えておこう、と大学院修士を修了したタイミングで思い立ちました。


これまで、SNSはあらかた使用してきましたが、発信力はあれど、やはりリアルタイムで時が流れていくように情報が更新されていくので、過去を辿ってみたり、過去のもの同士を紐づけて見たりすることはなかなかやりづらいものです。


冊子のポートフォリオも何度かつくりましたが、なかなか作品を一覧にしたページをA4でやるのはむつかしいような気がして、製本されたものをイメージしながら一つ一つ並べていって、これがあまり得意ではなくて…

でもやはり一つ一つでも時系列に並べて見返していくと、それぞれの作品の存在というか、役みたいなものが見えてきて、この時期はこれに凝っていた、これに関心があった、この作品がキーになっているのかも、と考えられたりします。

2014年からの作品達なので、忘れているとかそういうんじゃないんですけど、

わたしの制作として、軸となるのが思想的なところなので、その時々感じているイメージをかたちに落とし込んでいく、出来上がった後にこれはそういうことだったんだ、と繋がってくるという感じです。


冊子のポートフォリオではドローイングは完全に分けていた、というか載せてもいなかったので、このようにまとめることができてうれしいです。

ドローイングは彫刻のソースになるので、これこそまとめて見ることができて、年代ごとの動きや、シリーズなどでカテゴライズしたり、これがここにつながっていって、という分析の助けになり、とても効果があります。


やはりこのサイトで見ていただきたいのはWorks sculptureとWorks drawingの作品ページです。今後もどうカテゴライズしていくか、どこを紐づけていくか、やりがいがあります。


ウェブサイトでカテゴライズしづらいような形態の作品づくりや活動もしていければと思います。


今後とも、ウェブサイトも作家・笹野井もものこともよろしくお願いいたします。


2020.5.15 

תגובות


bottom of page